エキストラな雑居ビル作成のねらい

YouTubeで有名な画家の柴崎春通さんをご存じでしょうか。けっこう話題になったりするのでご存じの方も多いと思います。柴崎先生は動画の中で「説明をし過ぎないように」とよく言われます。
この意味をわたしなりに説明すると、その絵の主役以外の部分は細かく絵を描きすぎないようにとの意味と理解しています。絵の中をどの部分も100%細かく描くよりも背景だったり脇役、エキストラの部分は、だいたいでぼやかして描く事で主役が目立ってくるんですね。光を見せたいなら影を描く、陰と陽、表と裏、いろんな言い方があると思いますが、みんながみんな俺が俺がと主張していくとまとまりが無くなっていく感じですね。

プロ野球の巨人が今から30年くらい前かな僕の子供の頃、FAで各チームの4番バッターを集めてきた事がありましたが結局あまり上手くいかなかったように覚えています。
映画やドラマであっても主役引き立たせるのは脇役であり主役と脇役が目立つのはエキストラであったり、それぞれの役割がありますね。

という事で今回の雑居ビルは、エキストラの役割として作成しました。各クリエイターの皆様のアセットが引き立つような使い方をしてもらえたら良いかなと思います。
また、良い建物が見つかるまでのつなぎとしてとりあえず何か置いておくための物としても良いのではないかと思います。
エキストラはたくさんいても目立たない邪魔にならない事が大切なので、シンプルに看板も無くなんの装飾もなく作りました。言い変えると手抜きですが笑
今回は1×2のサイズで作りました。デザインが近代的なものやサイズがもう少し大きめのものなども作りたいと思っています。

普通は映画のエキストラを注目して観ることはないと思います。なのでこの雑居ビルは見ないためのビルです。なんかビルがあるかなといった感じの町中の名もなき雑居ビルです。
看板もなくて寂しいなと思われる場合はプロップで看板などつけて貰えればなと思います。
良かったら使って下さい。

名称  エキストラな雑居ビルAセット

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